障害者をどう報じるか ~Eテレ「バリバラ」制作班が考えていること

萩島昌平、青山浩平(NHK大阪)

第3会議室

27日(土)

​〜

13:30

14:50

福祉番組『きらっといきる』に届いた「番組には頑張っているエリート障害者ばかりが出ている」という声をきっかけに始まったバリアフリーバラエティー『バリバラ』。笑いの要素を織り交ぜ、障害者の性や笑いなどこれまでタブー視されてきたテーマにも挑んできました。2016年8月に放送した「検証!『障害者×感動』の方程式」では“清く正しい障害者”が頑張る姿を感動の対象にすることを「感動ポルノ」と表現し、障害者報道の議論を喚起。今は「生きづらさを抱えるすべてのマイノリティー」に対象を広げ、外国人技能実習生などの問題も取り上げています。番組づくりの根底にあるのは“当事者目線”。障害があるのは社会の側で、当事者はそれを乗り越えるための努力が強いられているという姿勢を貫いています。当事者の声を伝えるために『バリバラ』制作班が考えていることとは何か、萩島さんと青山さんに話してもらいます。そして、ポスト2020・共生社会の実現に向けてメディアができることを一緒に考えましょう。(※青山さんはロケが入る可能性があり、その場合は萩島さん1人での登壇になります)

萩島昌平(はぎしま・しょうへい、NHK大阪放送局 チーフプロデューサー)
1979年生、2002年入局。広島局、松江局を経て制作局 青少年・教育番組部で『週刊ニュース深読み』『福島をずっと見ているTV』などの番組を担当。『ねほりんぱほりん』ではデジタル・SNS展開を手がけた。18年6月より大阪局で『バリバラ』の制作に携わる。

青山浩平(あおやま・こうへい、NHK大阪放送局 ディレクター)
1981年生、2006年入局。仙台局で東日本大震災を経験、NHKスペシャル『果てなき苦闘 巨大津波 医師たちの記録』(地方の時代映像祭グランプリ)を制作。東京で『ハートネットTV』の立ち上げに関わり、震災・貧困・労働問題の番組を連打。15年より大阪局『バリバラ」班で精神障害や相模原障害者殺傷事件などを取材。昨年、ETV特集『長すぎた入院 精神医療 知られざる実態』(ギャラクシー賞選奨)を制作した。

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