米軍基地と沖縄土壌汚染地図

島袋夏子(琉球朝日放送放送制作局ニュースデスク兼記者)
ジョン・ミッチェル(ジャーナリスト)

第1会議室

27日(土)

​〜

15:10

16:30

米軍基地内には、日本の当局であっても立ち入って環境汚染を調べることができません。しかし、当局でなくても、中に入れなくても、調べる方法が一つあります。米国の情報公開法を使うのです。フリージャーナリストのジョン・ミッチェルさんは、米軍から1万5000ページに上る報告書を入手しました。そして日本国内にある主要な米軍基地で、ダイオキシンや、アスベスト、有害な消火剤による環境汚染が起きていることを突き止めたのです。
中でも、全国の米軍専用施設の7割が集中している沖縄は深刻です。琉球朝日放送の島袋夏子さんは、日本側が作成した土壌調査報告書を分析し、米軍基地「汚染地図」を作成しています。
日米の公文書をもとに、外国人ジャーナリストとローカルテレビ局記者が追及する米軍基地の汚染問題。それぞれの得意分野を生かして役割分担し、真実に迫っています。

島袋夏子(しまぶくろ・なつこ、琉球朝日放送放送制作局ニュースデスク兼記者)沖縄県出身。2014年「裂かれる海~辺野古 動き出した基地建設~」で第52回ギャラクシー賞番組部門大賞、16年「枯れ葉剤を浴びた島2~ドラム缶が語る終わらない戦争~」で日本民間放送連盟賞テレビ報道部門最優秀賞、17年石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞公共奉仕部門奨励賞。 か青島 ジョン・ミッチェル (Jon Mitchell、ジャーナリスト)1974年イギリス生まれ。1998年に来日して以来、沖縄の人権、化学兵器、軍による環境汚染などを取材。その取材を元に製作された琉球朝日放送のドキュメンタリー「枯れ葉剤を浴びた島:ベトナムと沖縄・元米軍人の証言」(12年)は、日本民間放送連盟賞テレビ報道番組優秀賞を受賞した。15年、日本外国特派員協会「報道の自由推進賞」の「報道功労賞」を受賞。16年から沖縄タイムス特約通信員。明治学院大学国際平和研究所研究員。著書に「追跡・沖縄の枯れ葉剤:埋もれた戦争犯罪を掘り起こす」(高文研)、「追跡・日米地位協定と基地公害」(岩波書店)

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