政治権力の源泉を調査する~ゼロから始める「政治とカネ」

安井俊樹(NHK長崎放送局記者)

第2会議室

27日(土)

​〜

11:10

12:30

田中金脈問題、リクルート事件、ゼネコン汚職事件と、戦後幾度となく社会を揺るがしてきた「政治とカネ」の問題。カネが権力の源泉である限り、政治とカネの問題は永遠に政治につきまとうもので、だからこそ報道機関による不断の監視が必要です。
この講座では、NHK科学文化部の元文化担当記者が、経験ゼロから「政治とカネ」の調査報道を始め、試行錯誤しながら政治資金や政務活動費をめぐる不正を明らかにした経験をもとに、具体的な取材手法を解説してもらいます。Web上の膨大な情報を活用したオープンソース取材で効率的・効果的に取材を進めるテクニックから、取材の詰め方まで、初心者の方にも分かりやすい内容となっています。「政治にまつわるカネの動きが見えれば、この国の権力の構造も見えてきます。会社の垣根を越えて、『政治とカネ』の取材に取り組む仲間になれたら嬉しい」と安井俊樹さんは話しています。

安井俊樹(やすい・としき、NHK長崎放送局記者)
1977年生まれ、2001年NHK入局。広島、松江、大阪局を経て、報道局科学文化部で文化取材を担当。その後、2度目の勤務となる松江局で「政治とカネ」の調査報道を始め、地元議員の政治資金や政務活動費をめぐる不正を明らかにするキャンペーンを展開。取材手法や経緯を全て公開する新しい表現方法が話題に。17年に長崎局に異動し、社会福祉法人での政治献金強制問題を報道。

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