情報公開制度活用術

三木由希子(情報公開クリアリングハウス理事長)
日下部聡(毎日新聞記者)

第2会議室

28日(日)

​〜

11:10

12:30

 議員の政務活動費、公共施設での事故、公務員や警察官の不祥事など、情報公開制度を使った取材報道はますます盛んになり、注目を集めています。「こんなことを調べてみたい」というアイデアを、実際の情報公開請求にどう落とし込むか。効果的な請求法は? 記者のための情報公開実践テクニックを、長年公文書管理と情報公開の推進に取り組み、情報公開制度に詳しい三木由希子さんと探ります。
 さらに、2016年のJCJ大賞を受賞した「憲法解釈変更 内閣法制局 経緯公文書残さず」などの報道や、公文書管理や情報公開の実態を掘り下げるキャンペーン「公文書クライシス」を展開してきた毎日新聞の日下部聡記者に、情報公開請求をする時の「発想の転換」や、英国のメディアによる制度の使い方の実例を挙げてもらいながら、取材ツールとしての情報公開請求の可能性を探ります。

三木由希子(みき・ゆきこ、情報公開クリアリングハウス理事長)
大学在学中より「情報公開法を求める市民運動」にかかわり、1999年の情報公開クリアリングハウスへの組織改編とともに室長、2011年より理事長。情報公開制度を活用し、情報のアーカイブ化などを行うほか、制度を使う市民、NPO、報道関係者、研究者などを支援している。自治体情報公開制度の運用や権利救済に審議会委員などとしてもかかわる。共著に『高校生からわかる政治の仕組み 議員の仕事』(トランスビュー)、『社会の見える化をどう実現するか―福島原発事故を教訓に』(専修大学出版)など。
日下部聡(毎日新聞統合デジタル取材センター副部長)
1970年生まれ。筑波大国際関係学類卒。93年毎日新聞入社、浦和(現さいたま)支局、サンデー毎日編集部などを経て東京本社社会部。「『憲法解釈変更の経緯 公文書に残さず』など内閣法制局をめぐる一連の報道」で第20 回新聞労連ジャーナリズム大賞、16年度日本ジャーナリスト会議(JCJ)大賞受賞。16~17年、英オックスフォード大学ロイタージャーナリズム研究所研究員。著書に「武器としての情報公開」(ちくま新書)

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