外国人問題 取材の切り口はここにある

古川幸太郎(西日本新聞記者)
平野雄吾(共同通信記者)

第1会議室

27日(土)

​〜

16:50

18:10

西日本新聞のキャンペーン報道「新 移民時代」(2016年12月~)は、外国人なしには成り立たない日本社会の現実を描いて大きな反響を呼びました。古川幸太郎記者は取材班の一員として外国人労働者を乗せたバスを追跡したり、ネパール人留学生たちと酒を酌み交わしたり、「JAPAN」と書かれた語学学校の看板が林立するネパールの首都カトマンズで聞き込みをしたりして実態に迫りました。
共同通信特別報道室は2018年1月以来、入管収容施設で発生した職員による収容者への暴行や監禁、シャワー室でのカメラ設置など人権侵害の実態を暴く報道を続けてきました。平野雄吾記者は収容された外国人や支援者へのきめ細かい聞き取りだけでなく、事実関係の裏付けについては入管の内部書類を独自入手するなど、堅い取材を続けてきました。
2人の記者のそれぞれの視点、それぞれの手法について、話していただきます。

古川幸太郎(ふるかわ・こうたろう、西日本新聞東京報道部記者)                    2003年入社。佐賀総局、大牟田支局、社会部をへて17年3月から東京報道部。キャンペーン企画「新移民時代」では主に留学生編を執筆し、送り出し国のネパールの現地取材を担当。一連の報道は、石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞の草の根民主主義部門で大賞を受賞。東京報道部では官邸クラブに所属し、改正入管難民法の審議を追いかけ、新企画「開国前夜」を立ち上げている。

平野雄吾(ひらの・ゆうご、共同通信外信部記者)
1981年東京生まれ、一橋大大学院修了後、2006年共同通信入社。前橋、神戸、福島、仙台の各支社局、外信部、カイロ支局、特別報道室を経て19年2月から外信部。特別報道室に在籍した17年8月~19年1月、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の日本班メンバーとして「パラダイス文書」報道に携わる傍ら、在日外国人を巡る諸問題を取材した。共著に「労働再審2:越境する労働と『移民』」(大月書店)など。

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