オープンデータはこんなに使える!~取材が“楽”になるテクニック
熊田安伸(NHKネットワーク報道部専任部長)
第2会議室
28日(日)
〜
13:30
14:50
去年のフォーラムでご好評いただいた実用講座、ことしもやります!
調査報道といえば、とにかく「情報公開」と思っていませんか?でも、実は取材にとても役に立つデータがオープンになっているケースは、たくさんあるのです。個人の情報から当局の調べの内容まで、びっくりするような情報や取材の端緒が手に入ることも。情報の入手方法、利用方法は一つや二つではありません。
この講座では、NHKで毎年行われている「調査報道研修」で10年以上にわたって講師を務めているデスクに、「国や自治体」「個人の情報」「企業や経済活動」「NPOなど様々な法人」など様々なジャンルで、すぐに使える情報やデータの入手方法を実例をもとに紹介してもらいます。去年の講座と同じテクニックの「復習」が中心ではありますが、「あの役所、隠したな!」と思ったデータを手に入れる方法など、この1年に新たに開発したテクニックも実演してもらいます。
熊田安伸(くまだ・やすのぶ、NHKネットワーク報道部専任部長)
1967年生まれ、早大卒。90年NHK入局。沖縄局、報道局社会部で国税・外務・国会を担当し「公金」をテーマに調査報道。新潟局、仙台局では震災報道を指揮。一昨年、デジタルと地方局のネットワークを融合した新部署を立ち上げ、「ネットニュースアップ」「政治マガジン」「AIリポーターヨミ子」など新しい報道の発信方法を開発。Nスペ「追跡 復興予算19兆円」でギャラクシー大賞、放送人グランプリなど。「調査報告 日本道路公団」で芸術祭優秀賞。