「放射線を浴びたX年後」長期取材の舞台裏

ドキュメンタリー見る語る

伊東英朗(南海放送ディレクター)

井深ホール

27日(土)

​〜

13:30

14:50

米国が1954年に太平洋・ビキニ環礁で行った水爆実験では、実は「第五福竜丸」以外にも日本の漁船や貨物船が多数被ばくしていました。
南海放送(愛媛県)の伊東ディレクターは2004年以降、この埋もれた史実を地道に掘り起こし「放射線を浴びたX年後」と題するシリーズのドキュメンタリー番組にしてきました。番組を再構成した映画も2本制作し、今も取材は続いています。
今回上映する「おとうちゃんは酒で死んだがやない」は、16年5月にローカルで放送されました。最初の映画「X年後」に衝撃を受けた東京在住の女性が、父の死の真相を探る過程を追ったもので、2作目の映画にも組み込まれています。高知のマグロ漁船員だった父が早世したのは、酒の飲み過ぎではなく、被ばくが原因だったのではないか――。
伊東さんを15年にわたって突き動かしてきたものは何なのか。どんな取材をしてきたのか、お話しいただきます。

伊東英朗(いとう・ひであき、南海放送ディレクター)幼稚園で16年勤務後、TVの世界へ。2004年ビキニ事件に出会う。12年映画「放射線を浴びたX年後」を全国劇場公開、上映は国内外250カ所以上。15年映画「X年後2」を公開。17年秋から米国での上映活動を開始。04年地方の時代映像祭グランプリ、石橋湛山早稲田ジャーナリズム大賞、12年ギャラクシー賞大賞、日本民間放送連盟賞最優秀賞、日本記者クラブ賞特別賞などを受賞。著書に「放射線を浴びたX年後」(講談社)。

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